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ふだん着の福沢諭吉

Keio UP選書

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 1998年8月
ISBNコード 978-4-7664-0708-2
4-7664-0708-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

本書は、かつて『三田評論』誌に掲載された、福沢諭吉について孫や子の語った父諭吉祖父諭吉の日常や聞き伝え、また門下生の見聞や追憶を集めたものである。福沢は写真好きと言っても良いほど多くの肖像写真を残しているが、明治人らしくどれも真顔ばかり。それにくらべると、ここに集めた話はいわばスナップ・ショットのようなもので、まこと意外な素顔を伝えてくれる。このほか、数多い評伝ではあまり取り上げられない福沢のユーモア精神、演説の仕方、家族連れの旅、そして自画像『福翁自伝』を通してうかがわれる姿を語る座談会、講演、随筆を収める。

目次

1 子と孫が語った諭吉(父諭吉の日常
問答有用
馬を好む父諭吉 ほか)
2 門下生が語る福沢諭吉(福沢先生の平生と其の著書
書生の観た福沢先生
福沢先生に就て ほか)
3 福沢諭吉クローズ・アップ(福沢先生のユーモア
演説姿の福沢肖像
福沢諭吉と漫画 ほか)