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伝クセノポン「アテーナイ人の国制」の研究

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2001年2月
ISBNコード 978-4-7664-0837-9
4-7664-0837-3
税込価格 7,700円
頁数・縦 358P 22cm

商品内容

要旨

ソクラテスの弟子クセノポン作と伝えられる『アテーナイ人の国制』の我が国初の研究書。「民主制に皮肉な眼差しを注ぐ書」を検証し、代表的都市国家アテーナイの実像を解明する。

目次

テキスト、翻訳、訳注
第1章 『アテーナイ人の国制』の作者について
第2章 『アテーナイ人の国制』の制作年代
第3章 『アテーナイ人の国制』にみられるポリス市民像
第4章 犠牲にみられるポリス社会の特性
第5章 寡頭主義者の民主制批判
第6章 議案提案者と票決者からみたアテーナイの民主制の実態
第7章 前5世紀アテーナイの民主制と賄賂
第8章 『アテーナイ人の国制』の政治思想史的考察
第9章 民主制と自由、平等
第10章 前5世紀アテーナイの奴隷の風采

著者紹介

真下 英信 (マシモ ヒデノブ)  
1941年群馬県高崎市に生まれる。1971年慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現職慶応義塾女子高等学校教諭。著作に『地中海世界と宗教』(共著 慶応通信(現・慶応義塾大学出版会)1989)。『ペリクレスの演説』(大学書林 1991)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)