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東アジアの女神信仰と女性生活

慶応義塾大学東アジア研究所叢書

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-7664-1031-0
4-7664-1031-9
税込価格 6,820円
頁数・縦 524P 22cm

商品内容

要旨

東アジアに通底する基層文化とは何か?共同体文化が急速に変貌する現代、中国・韓国・日本の研究者が、各地の女神信仰の伝統と女性の生活史を探究するなかで、民俗世界に共通する文化の様相を明らかにする。

目次

第1部 総説―東アジアの基層文化の基軸を求めて(東シナ海周辺の女神信仰と女性生活史の視点―基層文化の基軸を求めて)
第2部 中国・沖縄・朝鮮の海辺からの眼差し(宋元戯曲の女性像と明清戯曲の女性像の比較
福建省における女性の生活と女神信仰の歴史
女神陳靖姑の儀礼と芸能伝承
女神信仰の現代的変容
宮古島の祭祀歌謡からみた女神
宮古島・狩俣に見る近代と古層―「ムラ」祭祀と女性
古琉球の女性祭司の活動―一六世紀の史料を中心に
済州島の海女共同体の生と仕事―済州島の潜嫂(海女)が伝承した精神世界と生業を中心に ほか)

出版社
商品紹介

東アジアの基層文化の基軸として、各地の女神信仰と女性の生活・文化史を探究しようと試みた好著。

著者紹介

野村 伸一 (ノムラ シンイチ)  
慶応義塾大学文学部教授。1949年生まれ。東アジア民俗文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)