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中国の空日本の森

G−SEC eyes

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-7664-1036-5
4-7664-1036-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

アジアの大国・中国が経済成長を遂げれば、「空」からの越境汚染による酸性雨が、いずれ日本の「森」を衰退させるのではないか…。1980年代半ばに現在の中国の経済発展と環境問題を予見し、環境保全活動を始めた日本人研究者たちによる、活動の記録。日中協力のもと、環境保全計画「プログラム2025」の一環として行われた、東アジア大気測定網建設、四川省成都市児童の環境絵画コンクール実施などの多彩な活動を紹介し、今後の展望を示すとともに、現代の消費経済や人間の心のありかたにも言及する。

目次

1 中国環境四〇年戦略(プログラム2025―環境SDIの試み
環境と文化の問題
越境大気汚染 ほか)
2 見えない空気を見る(絵画の中の大気汚染
気球から見たロンドン
絵から大気汚染を再現 ほか)
3 中国における政府主体の環境教育と日中協力(中国の基礎環境教育
環境意識と日中協力の現場)

出版社
商品紹介

中国の「空」がもたらす酸性雨が日本の「森」を衰退させるのか…。日中交流による環境保全を目指した多彩なプロジェクトの紹介。

著者紹介

橋本 芳一 (ハシモト ヨシカズ)  
1927年生まれ。慶応義塾大学工学部卒業。工学博士。現在、慶応義塾大学名誉教授
関根 嘉香 (セキネ ヨシカ)  
1966年生まれ。慶応義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。現在、東海大学理学部化学科助教授
王 雪萍 (オウ セツヘイ)  
1976年生まれ。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程在籍。現在、慶応義塾大学産業研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)