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昭和の一哲学者 戦争を生きぬいて

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2003年11月
ISBNコード 978-4-7664-1047-1
4-7664-1047-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 210P 20cm

商品内容

要旨

生い立ちの記から、学問への情熱、過酷な戦争体験、そして懐かしき人びとへの追憶を綴る、自伝的エッセイ。

目次

第1部 戦前・戦中を生きる(幼少年時代
慶応予科、入営、そして戦地へ
北支での軍隊生活
飢えとマラリアとの闘い)
第2部 一哲学者としての戦後(焦土からの再出発
ハーバードへの留学
組合委員長、通信教育部長の頃
哲学者としての仕事
父、沢田茂のこと)

出版社
商品紹介

哲学を志した一学徒が戦争という苛酷な運命に遭遇し、教育者と哲学者として、戦後の日本を生きた貴重なドキュメント。

著者紹介

沢田 允茂 (サワダ ノブシゲ)  
哲学者、慶応義塾大学名誉教授。1916(大正5)年、東京生まれ。1940(昭和15)年、慶応義塾大学文学部西洋哲学科を卒業。同年12月に応召し、中国戦線、南方戦線で過酷な戦場を体験。1946(昭和21)年6月に復員、慶応義塾大学文学部助手となる。その後、文学部教授、通信教育部長、文学部長を務めると共に、日本哲学会会長、日本科学哲学会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)