
〈妻〉の歴史
出版社名 | 慶応義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2006年4月 |
ISBNコード |
978-4-7664-1237-6
(4-7664-1237-0) |
税込価格 | 6,380円 |
頁数・縦 | 506,39P 22cm |
商品内容
要旨 |
古代ギリシャでの「結婚」制度の誕生から、キリスト教世界における結婚と生殖の宗教的な義務化、中世ヨーロッパにおけるロマンチシズムの付与、戦時下における妻の役割、現代アメリカ社会における個人主義の進行といったトピックを、女性学史、法律、宗教、政治、経済、神話、文化人類学、社会学、文学、回顧録から風刺画や広告にいたるまでの膨大な文献、並びに、市井の女性が書いた手紙・日記等の資料から詳細に分析。「結婚」という制度の内実が曖昧化しつつあるいま、制度としての「結婚」、「家族」、「妻/母/主婦」の歴史的変容を浮き彫りにし、新しい“妻”のイメージを描き出す。 |
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目次 |
第1章 古代世界における妻たち―聖書、ギリシャ、ローマのモデル |