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壊れゆく景観 消えてゆく日本の名所

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-7664-1308-3
4-7664-1308-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 298P 20cm

商品内容

要旨

自然景観や歴史的景観を壊すか残すかという問題は、単に環境問題の領域にとどまるものではない。私たちがどのような風景や景観の中で暮らすかという問いは、私たちの生活の質そのものにまで及んでいるのである。本書では、山野河海の、在りし日の名勝の美しさを、古典に謳われた多数の歌や写真、図版とともに紹介しつつ、現在の惨憺たる乱開発の状況を重ね合わせ、理念なき環境行政のあり方に警鐘を鳴らす。

目次

第1章 美しかった日本、壊れゆく日本(風景はいかにしてつくられたか
歴史的景観の成立
歴史的景観の破壊)
第2章 破壊された景観(海浜
山野
湖水と川
都市と生活)

著者紹介

川村 晃生 (カワムラ テルオ)  
慶應義塾大学文学部教授。日本文学、環境人文学。1946年生まれ
浅見 和彦 (アサミ カズヒコ)  
成蹊大学文学部教授。日本文学、環境日本学、地域文化論。1947年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)