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高齢化社会と日本人の生き方 岐路に立つ現代中年のライフストーリー

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-7664-1320-5
4-7664-1320-2
税込価格 6,160円
頁数・縦 568,33P 22cm

商品内容

要旨

高齢化社会とその中での個々人の「生き方」について、インタビュー調査のプロセスをありのまま記していくことで、読者の人生の実感を呼び起こし、社会学の立場からその意味を問いかけ、一般の人々の経験を新しい生のあり方や社会のあり方へとつなげる異色の社会学研究書。

目次

第1章 理論動機と認識目的―メタ理論的構図
第2章 視角と方法―調査問題の構成
第3章 フィールドへの接近―その理論的選定と調査概要
第4章 あきらめのラディカリズム―阿川さんのエイジング
第5章 底流としての日常を生きる―馬場さんのエイジング
第6章 いのちを信頼する―千葉さんのエイジング
第7章 生成された地平―ひとつの解釈として
第8章 生成としての人間形成―ひとつの結論

著者紹介

小倉 康嗣 (オグラ ヤスツグ)  
立教大学・東京情報大学・東京外国語大学講師。1968年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、厚生省厚生事務官を経て、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学・聖心女子大学講師を経て、現職。社会学博士(慶應義塾大学、2005年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)