• 本

中心と周縁からみた日韓社会の諸相

日韓共同研究叢書 19

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-7664-1342-7
4-7664-1342-3
税込価格 4,400円
頁数・縦 322P 22cm

商品内容

要旨

都市と農村、伝統と家族関係の変容などを「中心と周縁」の視点から解明し、あらたなる日韓の社会像を構築する一冊。

目次

第1部 韓国社会における中心と周縁(上海大韓民国臨時政府旧址の創出とツーリズム―中心化と脱中心化のはざまで
アパート団地開発地区の露店商街
済州島の祭祀継承における中心性と周縁性
地域開発と媒介者に関する試論―韓国南原地域の事例 ほか)
第2部 日本社会における中心と周縁(現代日本人の中心の時間と周縁の時間
日本人の生涯過程と世代間における文化変動
日本農村社会における「イエ(家)」後継者の結婚難―「イエ(家)」から「個人」、そして「社会」へ
帰属とアイデンティティの分化と統合―変貌する在日韓人社会の地平 ほか)

著者紹介

伊藤 亞人 (イトウ アビト)  
琉球大学大学院人文社会科学研究科教授。1943年生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院社会学研究科修了。社会学修士(東京大学)。専門は、文化人類学。東京大学教養学部助手、東京大学東洋文化研究所助手、東京大学教養学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、2006年より現職
韓 敬九 (カン ケイキュウ)  
国民大学校国際学部教授。1956年生まれ。ソウル大学校人類学科卒。人類学博士(ハーバード大学)。専門は、文化人類学。江原大学校人類学科教授などを経て、2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)