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雷文化論

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-7664-1359-5
4-7664-1359-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 245,4P 19cm

商品内容

要旨

世界の文化は雷をどう意味づけているのか?人間と雷の多様なかかわりを探る、「畏れ」と「恵み」という雷の文化的側面に着目した刺激的な「雷入門」書。

目次

雷文化論への試み
日本古典文学の中の雷―軍記物語を中心に
中国における雷のイメージの変遷
ヤハウェ―オリエントの雷親父
イスラムと雷―ムスリム・アラブの雷観
ゼウスと雷とオリュムポス山
制御された雷―畏怖の対象としての雷から音楽・舞台表象としての雷への変貌
フランス文学における雷―ヴィクトル・ユゴーと雷の詩学
電気、あるいは生命の火花―十八世紀欧米における雷観
描かれた雷・撮られた雷―イギリス気象学の発達と絵画
一方で聖バルバラ、もう一方でチャンゴ―キューバ混血文化の象徴となった雷の神
地理から読み取る「雷」
庄内地域の雷文化と人々―冬季雷の里

著者紹介

妹尾 堅一郎 (セノオ ケンイチロウ)  
1953年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。英国国立ランカスター大学経営大学院博士課程満期退学。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授等を経て、東京大学先端科学技術研究センター特任教授(知財マネジメントスクール校長役)。研究領域は問題月・構想学、知財マネジメント/技術経営等、実践領域は先端人財育成、産学連携・学術事業プロデュース等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)