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東アジアにおけるシヴィル・ソサエティの役割

慶応義塾大学法学部渋沢栄一記念財団寄附講座

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-7664-1378-6
4-7664-1378-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 252P 21cm

商品内容

要旨

「東アジア共同体」への課題と展望を各界の第一人者が語る。

目次

1 東アジア共同体と国際社会のガバナンス(日本外交と東アジア―政治家からみた日本の外交
東アジアの拡大と地域的共同体形成
東アジアの経済的統合の世界的影響)
2 東アジアの展望と日中韓関係(東アジアの展望と日韓関係
東アジアの展望と日中関係
日中韓関係のダイナミックな発展の可能性)
3 東アジアにおける社会構造と価値観の変化(東アジアの人口構成の変化と社会へのインパクト
グローバリゼーションによる人の移動の社会へのインパクト
アジア的価値観―固有文化とポップカルチャーにみる文化交流と価値観の変化)
4 東アジア共同体の展望(米国からみた東アジアの将来
東アジアにおけるシヴィル・ソサエティの課題と展望)

著者紹介

渋沢 雅英 (シブサワ マサヒデ)  
(財)渋沢栄一記念財団理事長。1950年、東京大学農学部卒業。1964年、(財)MRAハウス代表理事に就任。1970年よりイースト・ウエスト・セミナー代表理事を務めた。日本外国語研究所代表理事でもある。1982〜84年まで英国王立国際問題研究所客員研究員。1985〜86年、1989〜90年、アラスカ大学客員教授。1992〜93年、ポートランド州立大学客員教授、1994年〜2003年まで学校法人東京女学館理事長・館長を務めた
山本 正 (ヤマモト タダシ)  
(財)日本国際交流センター理事長、慶應義塾大学法学部客員教授。1970年に(財)日本国際交流センターを設立。グローバルな知的交流・政策研究・政策対話の推進と、民間非営利セクターの強化を推進する事業を実施。1999年には「21世紀日本の構想」懇談会幹事委員を務めた。米国セント・ノーバート大学卒
小此木 政夫 (オコノギ マサオ)  
慶應義塾大学法学部長。1971年慶應義塾大学大学院法学研究科にて修士課程修了後、韓国・延世大学校政法大学院に留学。86年に慶應義塾大学より博士号を取得し、75年に専任講師、78年助教授、85年より教授、2005年より現職。95‐99年には同大学地域研究センター所長を兼務し、ハワイ大学朝鮮研究センター、ジョージ・ワシントン大学中ソ研究所客員研究員、延世大学校客員教授等を務めた。現代韓国朝鮮政治論および国際政治論を専門とする。現在、日韓文化交流会議日本側副座長を務める
国分 良成 (コクブン リョウセイ)  
慶應義塾大学法学部教授、同大学東アジア研究所所長。法学博士。1976年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1981年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了後、慶應義塾大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、99年地域研究センター(2003年東アジア研究所に改名)所長。この間、ハーバード大、ミシガン大、復旦大、北京大、台湾大の客員研究員を歴任。専門は中国政治・外交、東アジア国際関係。新日中友好21世紀委員会委員、財団法人アジア政経学会理事長、財団法人日本国際政治学会理事長、The China Quarterly誌編集委員、韓国・中央日報海外コラムニスト。著書に『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会、2004年度サントリー学芸賞)、『アジア時代の検証 中国の視点から』(朝日選書、1997年度アジア太平洋賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)