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実践的MOTのススメ 商品開発者のための商品創造論

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-7664-1454-7
4-7664-1454-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 154P 21cm

商品内容

要旨

ヒット商品は偶然の「閃き」からではなく、夢想し、問題に悩み、小さなヒントを手がかりに工夫し、修正していくなかで培われる「発掘力」から生まれる。30年以上にわたり、SONYの歴代経営者の近くで、メカニズム設計の専門家としてテープデッキ、レコードプレーヤーなどの高級オーディオ機器をはじめ、世界初のCD‐ROMドライブの企画・設計。また、多くの社内ベンチャーを立ち上げ、二足歩行ロボットの開発にも関わる。数々のヒット商品開発を手がけた著者が綴る「新商品の創造論」。

目次

第1部 商品創造の工程(新しい商品を創るとは
商品の概念
商品価値の発掘
商品価値の造形
商品企画(既存商品
新興商品)
価値の伝達
継続と成長)
第2部 商品創造を取り巻く環境(事業戦略論
ビジネスモデルと企業提携
開発環境と人材開発)

著者紹介

田村 新吾 (タムラ シンゴ)  
株式会社ワンダーワークス代表取締役。1946年栃木県生まれ。1969年早稲田大学理工学部卒業後、ソニー株式会社に入社。15年間音響製品企画設計担当の後、1988年コンピュータ事業部長等を経て1992年より商品企画者育成、社内ベンチャー統括、社内横断企画マン統括、新規事業開拓(CD‐ROM、ソネット、二足歩行ロボット「キュリオ」)に携わる。2002年北海道大学MOTプログラム「マーケティング論」を担当。2003年北海道大学客員教授、同年慶應義塾大学非常勤講師、札幌ビズカフェ塾長、日本創造学会会員。2006年ソニーを退職。現在、ソニーヒューマンキャピタル株式会社シニアコンサルタントとして、ベンチャー企業の事業戦略をコンサルテーションしている。専門は機械工学、新興商品事業開発、マーケティング論。新規事業、新商品開発、人事開発関係の講演は年平均20回を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)