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D.H.ロレンスとアメリカ/帝国

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-7664-1457-8
4-7664-1457-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 297,16P 20cm

商品内容

要旨

アメリカ同時多発テロ9.11以降の“世界”を踏まえて、思想的にも実生活でも終生旅人であったロレンスがアメリカにたどり着くまでの作品と実生活を捉えなおし、あらためてD.H.ロレンスを“アメリカ”と“帝国”というキー・ワードで、ロレンス研究の第一人者たちが考察する先端的な論考集。

目次

第1章 総論(これまでのロレンスとアメリカ/帝国―紀行文を中心として)
第2章 ロレンスとアメリカ/帝国(帝国の(再)編制とロレンス
ジャス・エイジの帝国―ロレンスの『古典アメリカ文学研究』を中心に
アポカリプスとアメリカ)
第3章 ポスト・コロニアルの『セント・モア』論(『セント・モア』の帝国と英米関係
『セント・モア』の植民地幻想
消え行く媒体としての「アジアの中心」―『セント・モア』とネイティヴィスト・モダニズム)
第4章 帝国を表象する手法(裏返しの技法―小説の伝説も、帝国も)

著者紹介

富山 太佳夫 (トミヤマ タカオ)  
1947年生まれ。現在、青山学院大学文学部教授。19世紀英国小説専攻
立石 弘道 (タテイシ ヒロミチ)  
1941年生まれ。現在、日本大学芸術学部教授。イギリス文学専攻
宇野 邦一 (ウノ クニイチ)  
1948年生まれ。現在、立教大学現代心理学部教授。フランス文学思想、映像身体論専攻
巽 孝之 (タツミ タカユキ)  
1955年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。アメリカ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)