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民話が語る自然科学 見つめなおす郷土の風景

出版社名 慶応義塾大学出版会
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-7664-1602-2
4-7664-1602-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 255P 21cm

商品内容

要旨

海の水はなぜ塩辛い?熱海温泉発生の起源とは?猿のお尻が赤い理由は?「理科」の枠組みを超えた「自然科学」はこんなにも面白い!科学的なアプローチから日本の民話3000話を分析。民話を紡いだ日本人の豊かな想像力、忘れられた郷土の自然が、いまよみがえる。

目次

1 時空の章(はじめて降った雪
雷と桑の木
竜になった姫 ほか)
2 大地の章(椿の乙女
八郎物語
辰子姫物語 ほか)
3 生命の章(デクの分身法
三人の兄弟
七夕のいわれ ほか)

出版社・メーカーコメント

日本の民話約3000話を自然科学の観点から読み解く教養書。民話を紡いだ日本人の豊かな想像力、忘れられた郷土の自然が今甦る

著者紹介

宮橋 裕司 (ミヤハシ ヒロシ)  
慶應義塾志木高等学校教諭(地学・生物)。1962年生まれ。1989年、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修士課程修了。同年より株式会社日立情報ネットワークに勤務。1995年以降現職。専門は古植物学、地学教育。主に中生代の植物化石について組織・解剖学的な研究を継続中。近年、民話の分析に基づき、地学・生物の教材ならびに教育方法を探っている。日本古生物学会、日本地質学会、日本地学教育学会、日本進化学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)