• 本

ボワソナードとその民法

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-7664-1628-2
4-7664-1628-7
税込価格 6,380円
頁数・縦 406P 22cm
シリーズ名 ボワソナードとその民法

商品内容

要旨

明治近代立法黎明期の巨星の業績を分析し現代の民法改正論議への示唆を求める、池田民法学の原点。

目次

第1部 ボワソナード民法総論(自然法学者ボワソナード
ボワソナード「自然法講義(性法講義)」の再検討)
第2部 ボワソナードと日本民法典(フランス的法典の伝統と日本民法典
民法典の歴史
日本民法典とは何か―ボワソナード民法典から現行民法典へ)
第3部 ボワソナードの業績各論(民法四七八条論序説
ボワソナードにおける「第三者」の概念―不動産物権変動と指名債権譲渡とを中心に
民法四六七条におけるボワソナードの復権
ボワソナード民法理論の特徴とその学説的意義および影響)
第4部 関連研究・書評(司法省御雇外国人ジュール・ジュスラン
書評(一)西堀昭著『増訂版・日仏文化交流史の研究―日本の近代化とフランス』
書評(二)手塚豊著作集第七巻『明治民法史の研究(上)』)

著者紹介

池田 真朗 (イケダ マサオ)  
慶應義塾大学法学部教授、同大学院法務研究科教授、日本学術会議会員。1949年東京生まれ。1978年慶應義塾大学大学院法務研究科民事法学専攻博士課程修了、博士(法学)。1996年から2004年まで司法試験第二次試験考査委員、2004年から2006年まで新司法試験考査委員(民法主査)。「債権譲渡の研究」(論文集全4巻を対象)により2010年度の慶應義塾福澤賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)