• 本

日本の家計行動のダイナミズム 6

経済危機下の家計行動の変容

日本の家計行動のダイナミズム   6

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-7664-1751-7
4-7664-1751-8
税込価格 3,740円
頁数・縦 319P 23cm
シリーズ名 日本の家計行動のダイナミズム

商品内容

要旨

非正規雇用、失業、転職の実態を描き出す。世界的な経済金融危機を受け、雇用不安が日本を覆う。どのような家計がどう影響を受け、どう対処したか。はたして市場の効率性や公正性は保たれているのか。2009年1月の最新調査までを含んだ詳細なパネル・データを用いて、個々の家計の動きを追い、多角的に分析する。KHPS(Keio Household Panel Survey)6年間の調査結果にもとづく家計行動の動態分析。

目次

第1部 KHPSの標本特性(景気変動と家計行動―KHPS2009年調査から)
第2部 市場の質と経済危機下の家計行動(2000年代後半の貧困動態とその要因
雇用の非正規化と所得格差
景気後退期の就業行動の変化
仕事の「満足度」と転職
景気変動と家計消費の変動―日本の家計消費は平滑化しているか
家計の借入行動と景気変動
住宅購入計画と目標貯蓄の歪み―景気変動による予想と現実の乖離)
第3部 家計行動変容の諸相(消費支出データの計測誤差とその相関構造
家計別インフレ率の分布とその持続性―食料・エネルギー価格の高騰が家計に与えた影響
競争上公正性から見た我が国の労働市場の質―正規・非正規労働市場の垣根に関する実証分析)

出版社・メーカーコメント

世界的な経済金融危機を受け、どのような家計がどう影響を受け、どう対処したか。果たして市場の効率性や公正性は保たれているのか。

著者紹介

瀬古 美喜 (セコ ミキ)  
慶應義塾大学経済学部教授
照山 博司 (テルヤマ ヒロシ)  
京都大学経済研究所教授
山本 勲 (ヤマモト イサム)  
慶應義塾大学商学部准教授
樋口 美雄 (ヒグチ ヨシオ)  
慶應義塾大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)