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世界金融・経済危機の全貌 原因・波及・政策対応

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-7664-1775-3
4-7664-1775-5
税込価格 6,380円
頁数・縦 444P 22cm

商品内容

要旨

サブプライムローン問題に端を発し、リーマン・ショックを契機に世界を混乱に陥れた経済・金融危機とは何だったのか。第一線のエコノミストが、その原因と実体経済への波及、および政策対応を各側面から徹底的に検証。危機後の中長期的な財政フレーム、政策運営のあり方までも視野に入れた、本格的な論考を集成。

目次

世界金融・経済危機オーバービュー―危機の原因、波及、政策対応
第1部 危機の発生とその背景(サブプライム危機の深層と米国金融システムが抱える諸問題
世界金融・経済危機後のグローバル・インバランス調製)
第2部 実体経済への波級(今次世界金融・経済危機が日本経済に与えたインパクトの考察
世界金融危機のアジアへの影響と政策対応)
第3部 危機への政策対応(世界経済危機と「最後の貸い手」―復権したのはケインズか、バジョット?
欧米中央銀行の金融政策の危機対応―米国連邦準備制度と瑞国リスクバンク
世界金融・経済危機における各国の政策とその効果)

著者紹介

植田 和男 (ウエダ カズオ)  
東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学理学部卒業、マサチューセッツ工科大学博士課程修了(Ph.D.)。ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授、東京大学経済学部助教授、同教授を経て、2005年より現職。その間、大蔵省財政金融研究所主任研究官、日本銀行政策委員会審議委員を務める。専門はマクロ経済学、金融論、国際金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)