死の欲動とモダニズム イギリス戦間期の文学と精神分析
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2012年2月 |
ISBNコード |
978-4-7664-1911-5
(4-7664-1911-1) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 273,19P 20cm |
商品内容
要旨 |
第一次大戦後、精神分析の理論的な言説が破綻していくプロセスの中に、同時代のイギリス・モダニズム文学が共有したテクスト性を読み解く。フロイトやメラニー・クラインによって提言された“死の欲動”という矛盾に満ちた概念が、T.S.エリオット、ヴァージニア・ウルフ、キャサリン・マンスフィールド、メイ・シンクレアらのラディカルな文学言語に反復することを明らかにする。「文学」と「精神文学」という学問的領域を撹乱する画期的な一冊。 |
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目次 |
破綻あるいは失敗の美学/倫理―イギリス・モダニズム文学と精神分析 |