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日本社会の生活不安 自助・共助・公助の新たなかたち

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-7664-1918-4
4-7664-1918-9
税込価格 4,620円
頁数・縦 16,304P 22cm

商品内容

要旨

食費・衣服費の不足、家賃・住宅ローンの滞納、公共料金の未払い、医療サービスの受診抑制など、人々の生活困難は拡大し、貧困の世代間連鎖を断ち切れない。社会経済環境とともに家族構成・就業形態が変容する現在、セーフティ・ネットを再構築し、社会に安心と活力を取り戻すには何が必要なのか?「第1回社会保障実態調査」に基づく詳細な分析と政策提言の書。

目次

データで見る人々の暮らしと社会保障―「社会保障実態調査」のねらいと概要
第1部 「自助」の限界―「生活不安」の実態(家族が直面する生活不安の実態
成人期の就業と健康 ほか)
第2部 「公助」の衰退―公的セーフティ・ネットの「穴」(セーフティ・ネットから外れる理由と現実
早期退職と生活水準)
第3部 「共助」の実態―新しい家族の助け合い(家族のかたち―生活を支えるのは誰か
10年後のパラサイト・シングルとその家族 ほか)
新しいセーフティ・ネットのかたち

著者紹介

西村 周三 (ニシムラ シュウゾウ)  
国立社会保障・人口問題研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)