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語られなかった戦後日本外交

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-7664-1994-8
4-7664-1994-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

激動の戦後史を彩るエピソードの数々。敗戦による占領、サンフランシスコ講和、日米安保改定、日中国交回復、沖縄返還―。戦後外交史の重要な局面には、いつも「人間」が織りなすドラマがあった。

目次

マッカーサーと日本占領―戦後日本に君臨した連合軍最高司令官
吉田茂とサンフランシスコ講和、日米安保条約―戦争で負けて外交で勝とうとした首相
“二つの中国”と日本の選択―北京と台北の間で揺れた当局者
日本の戦後賠償―東南アジア諸国への対応
鳩山一郎と日ソ国交回復―不自由な体で目的を達成した政治家
岸信介と日米安保改定―反対運動の渦の中で実現した新安保条約
ライシャワー大使と文化外交の展開―知日派大使の果たした役割
池田勇人と東京オリンピックの開催―国民の目を政治から経済に向けさせた総理
椎名外相と日韓国交正常化―三六年に及ぶ植民地統治の怨念を越えて
佐藤栄作と沖縄返還―戦争で失った領土を交渉で取り戻した稀有の例〔ほか〕

著者紹介

池井 優 (イケイ マサル)  
慶應義塾大学名誉教授。1935年生まれ。1959年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1966年同大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。1972年から2000年まで慶應義塾大学法学部教授。専攻は日本外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)