あなたは今、この文章を読んでいる。 パラフィクションの誕生
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2014年9月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2162-0
(4-7664-2162-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 289,5P 19cm |
商品内容
要旨 |
ゼロ年代後半から、「メタフィクション」の限界を乗り越えるべく構想された作品群が登場しはじめる。それらのテクストには、「読者」に「読む」という能動的行為を要求するプログラムが内包されていた。本書では、そのプログラムを「近傍の/両側の/以外の/準じる/寄生する」という意味をもつ「パラ」を冠するフィクションとして名づけ、提言する。「読者」つまり「あなた」が読むたびに新たに生成されるフィクション、それが「パラフィクション」である。 |
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目次 |
第1部 メタフィクションを超えて?(「メタフィクション」とは何か? |