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数理経済学の源流と展開

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7664-2253-5
4-7664-2253-8
税込価格 5,500円
頁数・縦 324P 22cm

商品内容

要旨

効用理論と意思決定、社会数学の伝統、および動学と均衡理論という3つのテーマによって、数理経済学の歴史的発展を振り返り、複雑に変容する社会に挑む最先端の研究成果を示す。

目次

第1部 効用理論と意思決定(効用理論の学説史―ParetoとSamuelsonについての覚書
効用理論の新展開
曖昧さとシグナリング・ゲーム)
第2部 社会数学の伝統と経済理論の潮流(「社会数学」の学統と数理経済学の誕生
自由貿易均衡と不等価交換
社会的選択理論の基礎 ほか)
第3部 動学と均衡理論の潮流(順序集合上の不動点定理と動的計画法
貨幣的資産価格モデルと経済変動理論
公債発行ルールとマクロ経済動学)

著者紹介

武藤 功 (ムトウ イサオ)  
防衛大学校人文社会科学群公共政策学科教授。1987年慶應義塾大学経済学部卒業、1989年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、1992年同博士課程単位取得退学。1992年防衛大学校講師、1996年同助教授を経て、2007年より現職。専門は近代経済学史
花薗 誠 (ハナゾノ マコト)  
名古屋大学大学院経済学研究科准教授。1994年慶應義塾大学経済学部卒業、1996年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、2003年ペンシルベニア大学Ph.D.(経済学)。2003年京都大学経済研究所講師、2006年名古屋大学大学院経済学研究科講師を経て、2007年より現職。専門は産業組織論、ゲーム理論、契約理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)