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展望台のある島

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-7664-2273-3
4-7664-2273-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 317P 20cm

商品内容

要旨

空襲の激しくなった昭和19年、14歳の時に日本画家の父が急逝し、終戦後の混乱の時代に青少年期を過ごした山川方夫。芥川賞と直木賞のふたつの賞の候補になりながら、受賞にいたらぬまま34歳で交通事故のため急逝した山川方夫。没後50年にして、山川方夫のショートショートと純文学作品は新生する。

著者紹介

山川 方夫 (ヤマカワ マサオ)  
1930年、日本画家山川秀峰の長男として東京に生まれる。慶應義塾大学大学院文学研究科仏文専攻中退。1954年第3次「三田文学」創刊。創作活動も始め、芥川賞候補4回、直木賞候補1回となるが、受賞に至らず。1965年2月20日交通事故のため逝去。享年34
坂上 弘 (サカガミ ヒロシ)  
1936年、東京生れ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。第3次「三田文学」で山川方夫より、小説を書くよう勧められ、19歳の時「息子と恋人」が芥川賞候補になる。『優しい碇泊地』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞、『田園風景』で野間文芸賞、『台所』で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)