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ジャーナリズムの国籍 途上国におけるメディアの公共性を問う

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2015年12月
ISBNコード 978-4-7664-2283-2
4-7664-2283-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 256P 22cm

商品内容

要旨

闘うジャーナリズムの苦悩と挑戦。グローバル化と新自由主義政策の荒波のなか、途上国ではメディアは民主主義への道を切り拓くのか?

目次

第1部 ジャーナリズムと民主主義(フィリピン―権利擁護とフォトジャーナリズム
台湾―オルタナティヴ・ジャーナリズムの展開
香港―「萎縮」するメディアと「闘う」メディア
エジプト―2つの革命と公共テレビ報道)
第2部 ジャーナリズムと統制(モロッコ―国家主導による公共サービス放送
ナイジェリア―メディアの透明性と情報公開請求
メキシコ―民主化のための報道
マレーシア―放送メディアの限界と展望)
第3部 メディアの越境的展開(トルコとヨーロッパ―クルド語公共放送「TRT6」の誕生:トルコの挑戦と限界
トルコ―公共メディアとパブリック・ディプロマシー)

著者紹介

山本 信人 (ヤマモト ノブト)  
慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。1963年生まれ。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。専門は東南アジア地域研究、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)