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インドネシア国家と西カリマンタン華人 「辺境」からのナショナリズム形成

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-7664-2386-0
4-7664-2386-0
税込価格 6,380円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

要旨

ふたつの国家に翻弄された西カリマンタン華人。その60年の歩みを辿り「辺境」に暮らす民衆の視点から歴史を考える。

目次

第1章 インドネシア国家との弱いつながり(西カリマンタンにおける教育とメディア
自生的教育機関と中国ナショナリズムの流行 ほか)
第2章 西カリマンタンの軍事化と華人(西カリマンタン・サラワクの共産主義運動の概略
インドネシア国軍の動き ほか)
第3章 スハルト体制期の華人同化政策と西カリマンタン華人(インドネシア国家の存在感の上昇
規制と教化 ほか)
第4章 「改革の時代」の西カリマンタン華人(一九九八年ジャカルタ五月暴動の衝撃
ジャカルタにおける西カリマンタン出身華人の結束 ほか)

著者紹介

松村 智雄 (マツムラ トシオ)  
早稲田大学アジア太平洋研究センター助手。2006年東京大学教養学部卒業、2008年同大学大学院総合文化研究科修士課程修了、2013年同博士課程修了。専門は東南アジア地域研究(主なフィールドはインドネシア)、華人研究、移民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)