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小林秀雄と河上徹太郎

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-7664-2422-5
4-7664-2422-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄と河上徹太郎。一九五九年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、十四年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。

目次

「厳島閑談」をめぐって
最後の対談「歴史について」
岡倉天心と内村鑑三の足跡
『本居宣長』の世界
『吉田松陰』の世界
『考えるヒント』と『日本のアウトサイダー』
『私の人生観』と『私の詩と真実』
『モオツァルト』と『ドン・ジョヴァンニ』
大岡昇平、吉田健一との師弟関係
『無常という事』と『近代の超克』
『様々なる意匠』と『自然と純粋』
最晩年の作品と逝去

著者紹介

坂本 忠雄 (サカモト タダオ)  
1935年生れ。慶應義塾大学文学部独文科卒。1959年、新潮社に入社。元「新潮」編集長(1981年から14年間)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)