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〈茨の国〉の言語 マダガスカル南部タンルイ語の記述

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7664-2450-8
4-7664-2450-6
税込価格 5,280円
頁数・縦 315P 22cm

商品内容

要旨

アフリカにもっとも近いアジア。アフリカ大陸の東海岸に位置する国、マダガスカル。遠く離れた東南アジア島嶼部やオセアニア地域と同じオーストロネシア語族の消えゆく言語を体系的に記述する、世界初の試み。

目次

序章 マダガスカルの言語と民族
第1章 音声
第2章 語の成り立ち
第3章 品詞の分類
第4章 時制・アスペクト・法
第5章 極性
第6章 数詞
第7章 無文字社会の「時」
第8章 敬語
第9章 タンルイ社会に特有の文化語彙とその使われ方

おすすめコメント

タンルイ語の体系的記述を通して、台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がるオーストロネシア語族との関係性を明らかにする。

著者紹介

西本 希呼 (ニシモト ノア)  
京都大学白眉センター、京都大学東南アジア地域研究研究所特定助教。2006年大阪外国語大学(現大阪大学)外国語学部地域文化学科南欧地域文化専攻卒業後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻5年一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。第1回日本学術振興会育志賞受賞。フランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)客員研究員、ハワイ大学マノア校言語学科客員研究員、クワラ州立大学(ナイジェリア)客員研究員等を経て、2013年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)