ライプニッツの創世記 自発と依存の形而上学
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2017年8月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2455-3
(4-7664-2455-7) |
税込価格 | 6,160円 |
頁数・縦 | 305,19P 22cm |
商品内容
要旨 |
被造物における「自発性」と「神への依存性」という矛盾する二つの根本性格は、いかにして両立しうるのか。本書は、ライプニッツ哲学の「神と被造物の関係性」、「世界創造の始源」に焦点を合わせ、哲学史上の大問題を解決することを試みる。さらに、ライプニッツのモットー「真理は中間的である」に忠実に従って、議論を人間の実践の問題、すなわち自由論へと押し広げ、予定調和の世界にあっても人間は自由であるということを論証する。ライプニッツをスピノザ主義とみなす傾向にある今日の研究を全面的に反駁する、気鋭の研究者による野心作。 |
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目次 |
序章 真理は中間的である―世界創造の謎 |