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「軍」としての自衛隊 PSI参加と日本の安全保障政策

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-7664-2467-6
4-7664-2467-0
税込価格 5,940円
頁数・縦 432P 22cm

商品内容

要旨

これは自衛隊を戦わせる準備だったのか?日本の安全保障政策が根本的に転換されようとしている今、その契機となったPSI(アメリカ主導の大量破壊兵器拡散への対抗枠組)への参加過程と、そこでの自衛隊の活動の実態を初めて明らかにする、改憲論議にあたり必読の重要文献。

目次

第1章 「拡散対抗(PSI)」と自衛隊
第2章 二つの政策アプローチ
第3章 PSIへの「参加」の決定過程
第4章 多国間交渉とPSIの形成過程
第5章 PSIの発展過程―「法執行」への「軍事力」の使用
第6章 PSIがもたらしたもの
終章 PSIと日本の安全保障政策

おすすめコメント

安保関連法成立のはるか以前に根本的な政策転換を規定したにもかかわらず、その実態がほとんど知られていない「PSI」への参加と、そこでの自衛隊の活動を実証分析する。

著者紹介

津山 謙 (ツヤマ ユズル)  
国会議員政策担当秘書。1973年生まれ。筑波大学大学院国際政治経済学研究科博士課程前期修了(国際政治経済学修士)。ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(公共政策学修士:MPA)。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻後期博士課程修了(学術博士:Ph.D.)。国会議員政策担当秘書資格試験に合格し、2012年より現職。NSC設置法、特定秘密保護法、平和安全法制など安全保障関連をはじめ、多くの法律の審議・成立に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)