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交通サービスの革新と都市生活 行動の意思決定を有効に支援する技術

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-7664-2478-2
4-7664-2478-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 121P 21cm

商品内容

要旨

人工知能なIoT技術の進展で、大きく変容しようとしている都市交通。フットワークの軽い「軽薄短小」と、生活の質を上げる「個重視」のサービスが、未来の都市生活シーンをどのように変えていくのか。昨今の交通技術の革新が、都市生活にどのような効果をもたらしているのかを明らかにしながら、都市交通のサービスイノベーションの方向性を探る。技術革新で、交通の運行者と利用者の行動意思決定がどのように支援されて変容するのか、未来の都市生活シーンがどのように変わっていくのかを俯瞰した。

目次

第1章 重厚長大な都市交通インフラストラクチャーの「老化現象」(従来の都市交通インフラストラクチャー整備の考え方
鉄道環境での設備老化
自動車環境での設備老化 ほか)
第2章 「軽薄短小なサービス分野」としての都市交通(交通運輸情報論の学問的確立と「軽薄短小なサービス」への注目
さまざまな交通環境での技術革新と都市生活にもたらされる変化―技術革新で運行者と利用者の双方の行動が変容する
軽薄短小なサービスによる未来の交通運輸)
第3章 「個」を重視した新しいサービス(量から質、集団から個人へのサービス
鉄道サービスの差別化と革新
バスサービスの差別化と革新 ほか)
第4章 都市交通サービスのさらなる未来像を描くために―イノベーション融合実践のすすめ

おすすめコメント

本書は、交通技術の革新が、都市生活にどのような効果をもたらしているのかを明らかにし、都市交通のサービスイノベーションを探る。

著者紹介

西山 敏樹 (ニシヤマ トシキ)  
東京都市大学都市生活学部・大学院環境情報学研究科准教授。1976年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、同後期博士課程修了。2003年博士(政策・メディア)。2005年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究専任講師、2012年同大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授を経て、2015年より現職。専門は、公共交通・物流システム、ユニバーサルデザイン、社会調査法など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)