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少子高齢時代の女性と家族 パネルデータから分かる日本のジェンダーと親子関係の変容

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-7664-2498-0
4-7664-2498-0
税込価格 4,950円
頁数・縦 345P 22cm

商品内容

要旨

変わりゆく女性の生き方から、夫婦と親子の未来を読み解く。『結婚と家族に関する国際比較調査(JGGS)』の大規模パネルデータを基に、進学、就業から結婚、出産、育児、そして介護まで広範なライフステージに焦点を当て、日本社会の変容と少子化の深因を描き出す。

目次

少子高齢社会の諸相―ジェンダーと世代間関係の視点から
第1部 ジェンダーでとらえる仕事と家族(雇用とパートナーシップ形成―ジェンダーとコホートの視点から
結婚後の家族形成とパートナーシップ
妻の就業と子育て支援政策
結婚の幸福度と子ども)
第2部 親子関係でとらえる少子高齢社会(中高年期における健康状態と居住形態の変化
中高年者の高齢期の親に対する支援・援助の規定要因
親子の支援関係の特徴と規定要因―Sandwich Generationを中心にして)
第3部 パネルデータの質の検証(JGGSパネル調査の推移と脱落の関連要因
パネル欠落が初婚と出生の分析に与える影響)

おすすめコメント

独自のパネルデータ分析から、「夫婦間関係」と「親子間関係」の二つの軸で女性の役割・生き方に注目し、「少子高齢時代の家族の変容」の実態を捉える研究を集成。

著者紹介

津谷 典子 (ツヤ ノリコ)  
慶應義塾大学経済学部教授
阿藤 誠 (アトウ マコト)  
国立社会保障・人口問題研究所名誉所長
西岡 八郎 (ニシオカ ハチロウ)  
元国立社会保障・人口問題研究所人口構造研究部部長。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。フェリス女学院大学国際交流学部非常勤講師
福田 亘孝 (フクダ ノブタカ)  
東北大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)