• 本

日本文学全集の時代 戦後出版文化史を読む

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7664-2511-6
4-7664-2511-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 265,23P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

叡智と洗練の饗宴。出版がもっとも光り輝いていた“あの時代”を、文学全集の書誌学的調査を通して詳細に描き出す。

目次

第1章 王道―筑摩書房の日本文学全集の歴史
第2章 先駆―角川書店『昭和文学全集』の誕生
第3章 定番―新潮社『日本文学全集』の変化
第4章 現代―講談社『日本現代文学全集』とその前後
第5章 新進―集英社の『自選集』と『日本文学全集』
第6章 差異―中央公論社『日本の文学』と文藝春秋『現代日本文学館』
第7章 拡大―河出書房『現代文豪名作全集』以降
第8章 教養―学習研究社と旺文社の文学全集

おすすめコメント

本書は、1960年代をピークに各社から陸続と刊行された文学全集の実態的調査に基づく、戦後出版文化史研究の成果である。

著者紹介

田坂 憲二 (タサカ ケンジ)  
1952年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒業、同大学院修了。博士(文学)。慶應義塾大学文学部教授。国文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)