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アジア都市の成長戦略 「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7664-2524-6
4-7664-2524-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

いまや世界の大都市圏トップ10のうち8つまでをアジアの大都市が占めるようになった。本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」に加え、後発国の不利を逆に後発者利得に転化するフロッグリープ成長の実現やITスタートアップ企業がグローバル企業に飛躍する深〓(せん)の都市エコシステムなどを考察する。“都市地経学”の視点からアジアを捉え、アジアのこれからを読むユニークな都市経済論。

目次

第1章 アジアの大都市の現況
第2章 人口移動と大都市圏の形成
第3章 中国にみるアジア大都市の成長メカニズム
第4章 インフラ整備が促すアジア都市経済の高度化
第5章 都市と産業立地ネットワーク―成長領域の拡大
第6章 アジアの都市とエネルギー・環境
第7章 「都市力」がアジアを牽引する

おすすめコメント

本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」、などを考察する。

著者紹介

後藤 康浩 (ゴトウ ヤスヒロ)  
亜細亜大学都市創造学部教授。1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、豪ボンド大学経営大学修了(MBA取得)。1984年、日本経済新聞社入社。社会部、アラビア語研修(カイロ)を経て、国際部、バーレーン支局・欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、中国総局(北京)駐在。その後、東京本社で編集委員、論説委員、編集局アジア部長等を歴任。2016年同社を退社し、現職に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)