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クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか

世界を読み解く一冊の本

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-7664-2555-0
4-7664-2555-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 206P 20cm

商品内容

要旨

極めて難解とされるイスラームの聖典『クルアーン』。ではどう読めばよいのか?聖典を読む困難と楽しさを、丁寧に解説。信徒のみならず、人類にとっての「聖典」となる可能性を問う。

目次

序 この聖典は誰のもの?
1 「作者」は神か人か?(「作者」をめぐって―ムスリムと非ムスリムの間
議論を生む書物としての成立と展開
異文化との邂逅―翻訳と受容)
2 生の言葉による「説得」(生の言葉が訴えること
「神の言葉」が開いたもの)
3 「説得」から「共有」へ―二元論を超えて(「説得」のための時間軸
今なお解釈される書物として
見るクルアーン、聞くクルアーン)

おすすめコメント

極めて難解とされるイスラームの聖典『クルアーン』。ではどう読めばよいのか? 聖典を読む困難と楽しさを、丁寧に解説。信徒のみならず、人類にとっての「聖典」となる可能性を問う。

著者紹介

大川 玲子 (オオカワ レイコ)  
明治学院大学国際学部教授。イスラーム思想専攻。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)