1989 ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争 上
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2019年9月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2621-2
(4-7664-2621-5) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 193,52P 20cm |
シリーズ名 | 1989 |
商品内容
要旨 |
1989年11月9日、突如として、ベルリンの壁は崩壊した。なぜ、崩壊したのか―。誰もが予想だにしない事態に立ちすくむなか、この好機を逃すまいと、西ドイツ首相ヘルムート・コールは、東西ドイツの統一に向けて動き始める。だが、その行く手には、崩壊の危機にあるソ連の再建を図るため、「ヨーロッパの共通の家」という壮大な構想を打ち出したゴルバチョフ、米ソに代わる第三極としてのヨーロッパの拡大を企むミッテラン、NATOを拡張し、アメリカのプレゼンスの強化を目論むブッシュが待ち構えていた―。ベルリンの壁崩壊の激動の一日と、崩壊後の歴史のダイナミズムをリアルに描き出す力作。 |
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目次 |
序章 東西冷戦後のヨーロッパを創造する―一九八九年と秩序の構築 |
おすすめコメント
世界秩序のスクラップ・アンド・ビルド! 崩壊の危機にあるソ連指導者ゴルバチョフとドイツ再統一を目論むコール。いま、冷戦後の新生ヨーロッパをめぐる戦いの火蓋が切られる!