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日本の東南アジア援助政策 日本型ODAの形成

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-7664-2623-6
4-7664-2623-1
税込価格 5,500円
頁数・縦 262,4P 22cm

商品内容

要旨

第二次世界大戦後の賠償から生まれ、東西冷戦を背景に日本の経済復興と東南アジアの開発が結びついた過程と、「日本型ODA」の特徴が生まれた背景およびその戦略を探る。

目次

序章 黎明期の日本のODAはどのような存在だったのか
第1章 現地産業の育成支援開始
第2章 賠償の援助化と資本財賠償の導入
第3章 輸出振興と資源確保を支えた輸銀の開発援助
第4章 アジアの経済インフラ建設を支援した円借款
第5章 「東南アジア開発援助政策」と「日本型ODA」を超えて
終章 戦後復興とアジアの経済建設のために

おすすめコメント

敗戦後のアジアへの賠償を起源とする日本のODA。多額の公的資金を投入し、独特のODAを堅持することで、日本はどのような役割を果たしてきたのか。日本型ODAの独自性とその今日的な意味を問いなおす。

著者紹介

大海渡 桂子 (オオカイド ケイコ)  
上智大学国際部大学院・経営管理学修士(MBA)、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了(政治学専攻)、博士(法学)。世界銀行(工業局)フィナンシャル・アナリスト、海外経済協力基金(現国際協力機構)債権管理部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)事務局次長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)