カント未成熟な人間のための思想 想像力の哲学
| 出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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| 出版年月 | 2019年9月 |
| ISBNコード |
978-4-7664-2627-4
(4-7664-2627-4) |
| 税込価格 | 4,950円 |
| 頁数・縦 | 261,25P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
本書の目的は、これまで看過されてきた想像力(Einbildungskraft)の理論をその全体像において示し、カントのテクストにそくして「啓蒙の循環」という問題に対する方策を提示することにある。中間的な存在者としての人間の、やはり中間的な能力としての想像力に照明をあてることによって、カントの批判哲学を本来のダイナミズムにおいて提示しようとする試みである。『判断力批判』のきわめて難解な、しかし豊かな記述には、完全な理性的存在者の王国でもなければ、不完全な感性的存在者の結合でもない、その中間としての文化的共同体の可能性が潜在している。それは理性と感性だけでなく、想像力と感情をそなえた人間が歴史的に創造する人工物であり、啓蒙の拠点である。 |
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| 目次 |
序論 |



おすすめコメント
カントの抱えるジレンマ(「啓蒙の循環」と呼ばれる問題)を、「未成熟な人間同士の時間をかけた想像力の交わし合い」を手がかりに解決へと導く意欲的な一冊。