司法通訳人という仕事 知られざる現場
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2637-3
(4-7664-2637-1) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 195P 19cm |
商品内容
要旨 |
法廷通訳。外国人が被疑者となる場合、司法通訳は必須の存在であるが、その仕事の実情はほとんど知られていない。しかし「誤訳」は人に刑罰を科する手続きにおいて正しく言葉が伝達されない深刻な状況をもたらす。その背景には何らの資格試験や法律も整備されていないという意外な現状が存在している。司法通訳に求められるものは何なのか。我が国の本質的な問題としてその根底にあるものは何か。本書はトップクラスの司法通訳人である著者からのプロフェッショナリズムに満ちたメッセージである。 |
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目次 |
1 司法通訳とはどのような仕事か |
おすすめコメント
捜査や裁判の場に然るべき能力をもつ通訳がいなければ、公正な刑事裁判を実現することは出来ない。しかしながら、日本において司法通訳は未だ制度化されていない。司法通訳とはいかなる仕事で、どの様な能力が必要なのか。現状にある問題を挙げ、専門職として制度化が望まれるこの仕事を紹介する。