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「競争」は社会の役に立つのか 競争の倫理入門

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-7664-2638-0
4-7664-2638-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 229P 20cm

商品内容

要旨

「資本主義」批判=「競争」批判であってはならない。競争を正しく行うことは倫理的である。

目次

第1章 競争の哲学的考察
第2章 競争の倫理的役割
第3章 競争批判はなぜ起こるのか
第4章 競争とエコロジー
第5章 教育における競争
第6章 医療と介護における競争
第7章 政治における競争
第8章 日常生活の競争
第9章 結論

おすすめコメント

近年、グローバル資本主義への懐疑から市場競争への批判が高まっている。しかし、競争のメリットは経済にとどまらない。哲学・倫理学における「競争」の評価や、環境問題・教育・介護・政治・イノベーションにわたる広範な競争の役割を論じる。

著者紹介

リュトゲ,クリストフ (リュトゲ,クリストフ)   L¨utge,Christoph
1969年生まれ。ミュンヘン工科大学(TUM)教授。2019年より同大学AI倫理研究所所長。哲学、経営情報学を学んだ後、科学の経済哲学のテーマで博士論文を提出。TUMではビジネス・エシックス、科学技術の倫理、AI倫理等を講義する。著書多数
嶋津 格 (シマズ イタル)  
1949年生まれ。独協大学特任教授。千葉大学名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)