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時代の「見えない危機」を読む 迷走する市場の着地点はどこか

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-7664-2677-9
4-7664-2677-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 556P 20cm

商品内容

要旨

市場は「経済の現実を映す鏡」だ。その実態を正しく掴むには、大局観に基づく中・長期的視点からトレンドを把握する必要がある。繰り返される歴史の波から帰納的に変動パターンを読み取り、平時と乱世、リスク局面などを的確に察知する力をつけるヒントも満載した、スケールの大きな現代経済・金融論!

目次

序章 歴史に潜む「危機」を見抜く
第1章 危機はなぜ見えにくいのか
第2章 戦後世界経済の牽引役・米国
第3章 何が金融市場を動かしているのか―変貌する金融資本主義
第4章 平成の「敗戦処理」
第5章 グローバル経済の中での日本の立ち位置
第6章 ポスト爛熟資本主義を読む

おすすめコメント

激動の30年を乗り越えた、日本有数の投資実務家が培った投資哲学とは?戦後米国経済・金融史や日本経済の動向を織り込んだ上で、市況を洞察する力へと読者を導く。単なる金融市場の時事解説とは一線を画す、壮大なスケールで社会経済を描く、読み応え充分の一冊!

著者紹介

黒瀬 浩一 (クロセ コウイチ)  
りそなアセットマネジメント(りそな銀行より出向)運用戦略部チーフ・ストラテジスト、チーフ・エコノミスト。1964年生まれ。87年、慶應義塾大学商学部卒業、同年、大和銀行(現・りそな銀行)入行。国内支店勤務、香港の証券投資現地法人での勤務、出向した公益財団法人国際金融情報センターで米国経済担当シニアエコノミストを経て、99年より一貫して信託財産運用業務に従事。2004年よりチーフ・ストラテジスト、チーフ・エコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)