僕の大統領は黒人だった バラク・オバマとアメリカの8年 上
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2020年11月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2705-9
(4-7664-2705-X) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 259P 20cm |
シリーズ名 | 僕の大統領は黒人だった |
商品内容
要旨 |
本書の原題We Were Eight Years in Power(「われわれは8年間政権の座にあった」)とは、南北戦争後の再建期にサウスカロライナ州でアフリカ系アメリカ人による統治が成果を挙げたことを指して、著名な黒人政治家トマス・ミラーが後の1895年に述べた言葉である。再建期が終わる1877年以降、南部では相次いで有色人種に対する分離政策(ジム・クロウ法)が立法化され、奴隷制度の復活こそなかったものの、黒人への人種差別はふたたび強化される。この差別状況は1964年の公民権法成立以降もなお続いていく。タナハシ・コーツは、そうして現代まで続くアメリカの悪夢を振り払う方法を模索する。アフリカ系アメリカ人が辿った過酷な歴史を踏まえながら、アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマと黒人社会が歩んだ8年の軌跡を丁寧に辿り、圧倒的な賛辞を集めた全米ベストセラー。 |
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目次 |
序章 黒人による良き統治について |
出版社・メーカーコメント
現代アメリカを代表する黒人知識人タナハシ・コーツによる、アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマ論であると同時に、アメリカ黒人の歴史を描き出すエッセイ集。初の黒人大統領の誕生が、アメリカ初の「白人(を代表する存在としての)」大統領トランプ誕生を準備したことを描いた話題作。また、大きな話題となった「(奴隷制度に対する)賠償請求訴訟」も収録。