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感情の哲学入門講義

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-7664-2719-6
4-7664-2719-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 235,3P 19cm

商品内容

要旨

私たちの生活の中心にある「感情」。私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか?本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。

目次

ガイダンス
感情の本質は何か
感情と身体
感情と思考
感情と価値/基本的な感情
複雑な感情/感情と文化
無意識の感情/ロボットの感情
他人の感情を見る
感情と気分/感情と痛み
感情と理性は対立するか
道徳哲学と感情の科学
恐怖を求める矛盾した感情
感情とフィクション
感情とユーモア
全体のまとめ

出版社・メーカーコメント

近年研究が進んでいる「心の哲学」の中でも、本書は「感情」に焦点を合わせ、基本的な議論をコンパクトにまとめる。感情と行動の関係、感情と価値の関係、感情と気分の違い、感情と理性の対立など、感情がどういうものであるのかを包括的に理解するための入門書。

著者紹介

源河 亨 (ゲンカ トオル)  
2016年、慶應義塾大学にて博士(哲学)を取得。現在は、慶應義塾大学文学部、日本大学芸術学部、立正大学文学部ほか非常勤講師。専門は、心の哲学、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)