国際刑法における上官責任とその国内法化
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2737-0
(4-7664-2737-8) |
税込価格 | 6,050円 |
頁数・縦 | 380P 22cm |
商品内容
要旨 |
組織上位者の刑事責任を問うことに特化した理論的枠組の1つ「上官責任」。本研究は、ICC規程上の上官責任を明確化し、ICCとの関係での我が国の立法政策を検証し、ドイツ語圏諸国との比較法的検討を通じて今後の立法政策に提言を行う。上官責任概念の歴史的発展から、現在のICC規程における上官責任概念の全体像を明らかにし、日本刑法において充分にカバーされているのかを明らかにすることを精密に試みる。 |
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目次 |
序論 本書の検討課題 |
出版社・メーカーコメント
国際刑法の場で用いられる「上官責任」という概念。しかしその重要性にも関わらず、日本の刑法には取り入れられていない。この概念の内実を緻密に解き明かしながら、日本での適用可能性についても検討する。