「ネオ・チャイナリスク」研究 ヘゲモニーなき世界の支配構造
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年5月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2747-9
(4-7664-2747-5) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 339P 20cm |
商品内容
要旨 |
中国のプレゼンスに対する危機意識(チャイナリスク)は「外国企業が中国国内で活動する際の不確実性と落とし穴」という従来の定義から「国際社会でのなりふり構わぬ挙動に世界はどう対峙するか」へとフェーズが大きく変わった。新旧体制が複雑に混在しつつも覇権奪取へと邁進する強国の実態を中国人エコノミストが切れ味よく解説する本格的現代中国論。 |
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目次 |
中国の台頭と「ネオ・チャイナリスク」の浮上 |
出版社・メーカーコメント
チャイナリスクの定義は、従来の「外国企業が中国国内でビジネスを行う際に直面する困難」から、「世界が中国の国際的な活動などをどう危険視しているのか」という「ネオ・チャイナリスク」へと、フェーズが変わりつつある。この動向に、中国人エコノミストの視点から、経済学だけではなく、政治学・歴史学など、多彩な角度で考察を加えていく。新旧体制が複雑に混在しながらも強国化への歩みを止めない中国を、鋭利な感性で紐解く、読み応え十分の1 冊。