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記憶(とき)の居場所(すみか) エコノミストがみた日常

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-7664-2781-3
4-7664-2781-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 233P 20cm

商品内容

要旨

新潟から上京、理系大学で材料工学を学び、素材メーカーで人口骨の開発に携わるはずが何の因果か非理系の保険会社に入社。平成の「失われた30年」の激流を逡巡迂回しながら渡りきり、節目で怜悧なコメントを発信しつづけてきた人気エコノミストが“フツーのオジサン”目線で捉えたこの国の変容を、自らの歩みとともに綴る痛快経済エッセイ!

目次

第1章 「真実」の居場所(子育て支援の「ちょっとピンぼけ」
いま持つ強さを見出すべし ほか)
第2章 「異質」の居場所(自分を見る「自分」
ダメ日本がつくった若者の「満足」 ほか)
第3章 時代の振り子(一本道を歩きながら考えた「うかい(迂回)ね」
育った言葉で話すのが「自分」である ほか)
第4章 明日の風向き(負けに不思議の負けなし
人のために何かする ほか)

出版社・メーカーコメント

平成の「失われた30年」の激流を逡巡迂回しながら渡りきり、いまや朝夕の経済ニュースに常連コメンテーターとして引っ張りダコ。節目節目で怜悧なコメントを発信し続けてきた人気エコノミストが、“フツーのオジサン”目線で捉えたこの国の変容を、自らの歩みとともに綴る痛快経済エッセイ!

著者紹介

矢嶋 康次 (ヤジマ ヤスヒデ)  
1968年、新潟県直江津市(現・上越市)生まれ。92年、東京工業大学無機材料工学科卒業、日本生命相互会社入社。95年、ニッセイ基礎研究所へ出向、経済調査部研究員。2012年、同チーフエコノミスト。17年、研究理事。21年、常務理事を兼務。早稲田大学、上智大学で非常勤講師として現代経済論の講座を担当。参議院予算委員会調査室で客員調査員を歴任。著書に、『非伝統的金融政策の経済分析』(共著、日本経済新聞出版社、2013年、第54回エコノミスト賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)