占領期ラジオ放送と「マイクの開放」 支配を生む声、人間を生む肉声
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2022年2月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2802-5
(4-7664-2802-1) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 506,25P 22cm |
商品内容
要旨 |
玉音放送から街頭録音へ―。「人間宣言」をしたのは誰だったのか?GHQの指導のもと制作されたラジオ番組『真相はこうだ』『真相箱』『質問箱』『街頭録音』を分析し、アメリカの占領政策と「ウォー・ギルト」、そして戦後日本の民主化の内実を問いなおす。 |
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目次 |
第1部 マイクに拾われた声を聴きなおす(占領期ラジオ放送の批判的談話研究―理論と方法 |
出版社・メーカーコメント
GHQ(の下部組織CIE)の介入のもと制作されたラジオ番組を詳細に分析することによって、占領期日本の民主化が一体どのようなものだったのかを明らかにする。戦後の「マイクの開放」と昭和天皇の「人間宣言」、そして民衆の街頭録音を再評価し、日本における民主主義を改めて世に問う意欲作。