対立と分断の中のメディア政治 日本・韓国・インドネシア・ドイツ
慶應義塾大学東アジア研究所叢書
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2022年4月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2822-3
(4-7664-2822-6) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 238P 22cm |
商品内容
要旨 |
社会の対立や分断を活性化させたポピュリズムの興隆は、今日のメディア環境と「政治」との強い相互作用抜きには説明できない。民主主義とメディアの現代的危機をもたらしている対立や分断の政治を生み出す条件や特徴を、日本・韓国・インドネシア・ドイツの事例から明らかにする。学際的なアプローチからメディアと政治の関係性に迫る共同研究の成果。 |
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目次 |
第1章 「統合」と「分断」のメディア・イベント―川崎ヘイトスピーチデモの報道を事例として |
出版社・メーカーコメント
ポピュリズムやヘイトスピーチ、既存メディアへの不信や社会の分極化。これらの現象を分析するために、政治とメディアの相互作用に着目する新たな視点が必要とされている。日本ではまだほとんど進んでいない、政治学とメディア論を架橋する研究の端緒とすべく行われた共同研究の成果。