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ウクライナの夜 革命と侵攻の現代史

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7664-2828-5
4-7664-2828-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 249,14P 20cm

商品内容

要旨

ウクライナとEUとの連合協定への署名を拒んだヤヌコーヴィチ政権を倒したマイダン革命、そこにつけこんだロシアによるクリミア併合、ロシアを後ろ盾とする反政府の分離主義武装勢力とウクライナ政府軍とのドンバス紛争へと続く事態を、大文字の歴史に、多様なウクライナ社会の証言者たちの声を織り交ぜながら立体的に描き出す。“生の声”によるウクライナ現代史。

目次

第1部 マイダン革命(空を黒く染める煙
ゴーゴリの国
その壮大な意図
ガリツィアのファンタジー
存在しなかった革命 ほか)
第2部 キーウの東での戦争(ロシアの旅行者たち
門に立つカリギュラ
おばあちゃんの戦争
何一つ真実ではない(ダチョウのシュールレアリズム)
プーチンのサイレーンたち ほか)

出版社・メーカーコメント

ウクライナにおいて、2013年11月に始まったユーロマイダン革命、ロシアによるクリミア編入(2014年2月末〜3月末)、ドンバス戦争(2014年3月〜)と続く事態について、大文字の歴史に多種多様な市民・証言者の声を織り交ぜながら立体的に描き出す、“生の声”による現代史。

著者紹介

ショア,マーシ (ショア,マーシ)   Shore,Marci
1972年生まれ。イェール大学准教授。夫は歴史学者のティモシー・スナイダー同大学教授。20世紀から現在までの中東欧圏の“intellectual history”を研究している。現象学やマルキシズムにとりわけ関心を向けている
池田 年穂 (イケダ トシホ)  
1950年横浜市生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は移民論、移民文学、アメリカ社会史。ティモシー・スナイダーやタナハシ・コーツ、ピーター・ポマランツェフなどの作品の日本での紹介者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)