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心の中の台湾を手作りする 石垣島の台湾系移住民の人類学

慶應義塾大学三田哲学会叢書

出版社名 慶應義塾大学三田哲学会
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7664-3020-2
4-7664-3020-4
税込価格 770円
頁数・縦 94P 18cm

商品内容

要旨

本書は「土着化」の視点から、石垣島における台湾系移住民の歴史と文化を掘り下げることで、彼らが現地の社会に適応しながら自らの文化を持ち込み、新たな文化形態を創り出して根付いていく過程を描く。また、移住者の信仰や生業を通して、彼らの歴史的意義を浮き彫りにし、華僑研究における新たな考察の一助となることを目指す。

目次

第1章 移民の土着化
第2章 石垣島の台湾系移住民の移動と定着
第3章 台湾系移住民の土地公祭祀にみる土着化

出版社・メーカーコメント

見えないけれど、確かにある−−。石垣島の台湾系移住民の文化と歴史をひもとき、移民の土着化を深く探る。本書は「土着化」の視点から、石垣島における台湾系移住民の歴史と文化を掘り下げることで、彼らが現地の社会に適応しながら自らの文化を持ち込み、新たな文化形態を創り出して根付いていく過程を描く。また、移住者の信仰や生業を通して、彼らの歴史的意義を浮き彫りにし、華僑研究における新たな考察の一助となることを目指す。

著者紹介

三尾 裕子 (ミオ ユウコ)  
慶應義塾大学文学部教授。博士(学術)。専門は文化人類学。慶應義塾大学東アジア研究所元所長。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京大学教養学部、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)