精神分析における境界侵犯 臨床家が守るべき一線
出版社名 | 金剛出版 |
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出版年月 | 2011年11月 |
ISBNコード |
978-4-7724-1221-6
(4-7724-1221-2) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 288P 22cm |
商品内容
要旨 |
臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。本書は、精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みた著作の翻訳である。本書の美点は、3つあげられる。まず、普段表に出ることのない境界侵犯の事例が、豊富に紹介されていること。2つ目に境界侵犯をおかした治療者を類型化し、それぞれの精神力動を示したこと。そして最後に境界侵犯が生じた際に個人や組織がとるべき対応を、非常に具体的に論じていること、である。これらについての論述の包括性と具体性を備えた本書は、倫理的な問題が重視されつつある現代の臨床家にとって、欠かせない1冊になるであろう。 |
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目次 |
第1章 精神分析における境界概念 |